診療内容

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、眼の表面にアレルギー反応を引き起こす物質が付着するために充血や痒みが起きる病気です。例えば毎年、春になると多くの人々を悩ませる花粉症は、季節性のアレルギー性結膜炎です。他にも家のダニやカビやほこりなどのハウスダストや、犬や猫のペットの毛やフケもアレルギー性結膜炎の原因になります。

このようなものは年間を通じて発生する可能性があるので通年性アレルギー性結膜炎と呼ばれています。アレルギーの原因となっているスギ花粉や、ハウスダストや、毛などの異物が眼に入ることにより、免疫機能が活発になり過剰な拒否反応を起こしてヒスタミンを大量に放出します。このヒスタミンが眼を刺激して充血や痒みの原因になります。近年は3月~5月にかけてアレルギーを悪化させる可能性がある黄砂も加わってきて社会問題になってきていますので十分な対策と適切な治療を受ける必要があります。

 

アレルギー性結膜炎の治療は抗アレルギー点眼薬、抗ヒスタミン薬、メディエーター遊離抑制薬などの薬物療法が中心になります。目的は日常生活を滞りなくおくれるようにするために充血・痒みを軽減させるのが目的です。アレルギー症状は初期療法が効果を出すので症状が出るのを予測できるならば、早めに治療をうけることにより症状を軽減することができます。例えば3月ごろならば黄砂とスギ花粉のシーズンだと予測できますし、ハウスダストなら梅雨から真夏にかけてダニの増殖する季節だし、春・秋はペットの毛が大量に生え変わるシーズンなどと容易に予測を立てることができます。アレルギーの原因となるものを自分から遠ざけるのも併せると相乗効果を期待できます。例えば花粉症がピークのシーズンはできるだけ、マスク・メガネの着用で眼にアレルギーの原因になる花粉を入れないように遠ざけます。ハウスダスト対策は部屋をこまめに掃除したり、濡れ雑巾でほこりが溜まりやすい場所を拭いたり、ダニが繁殖しやすい絨毯からフローリングに変えたりで対策が取れます。大切なペットは通気性が良い場所でブラッシングをしたり、毎日の手入れである程度防ぐことができます。

症状から検索

  • 目の状態
  • 目の自覚症状
  • 目やにが出る
  • 目の充血
  • 目の外傷
  • 目が赤い
  • 瞳が白い
  • 目が腫れる
  • 目がゴロゴロする
  • 目のかゆみ
  • 目のかすみ
  • 目の疲れ
  • 目が乾きしょぼしょぼする
  • 目が見えにくい
  • まばたきが多い
  • 視野が狭くなる
  • 眼前にちらちらするものがある
  • 夜になると目が見えない
  • 常に眩しさを感じる

考えられる病名

病名から検索

このページのトップへ